白樺湖のランニングコース紹介

～この記事は【2024年8月】に執筆したものです～

こんにちは、Ｋ２です。

ランニング歴30年、2019年より東京の駒沢公園を拠点に活動しているランニングクラブ「ＴＲＣ」にて練習会を開催しています。（活動概要はこちら）

白樺湖は夏でも冷涼な準高地として、学生さん・市民ランナーにおススメの合宿地です。

白樺湖に１泊２日のランニング合宿に行ってきましたので、アクセスやランニングコースの詳細などについて紹介します。是非最後までご覧ください～

白樺湖へのアクセス

車をお持ちの方はカーナビで難なく行けると思うので、ここでは公共交通機関のみで行く方法を紹介します。

白樺湖へはＪＲ茅野駅のバスターミナルから「白樺湖・車山高原線」という路線バスが出ています。

料金は片道1500円（2024年8月時点）、茅野駅から白樺湖まで45分くらいです。

茅野駅は八ヶ岳や蓼科山など人気の山の交通の拠点となっているため、特に登山シーズンはバスが混雑します。早めにバス停に並んで座席を確保することをおススメします。

なお、路線バスはSuicaをはじめとするICカードは使えず、現金払いのみです。茅野駅バスターミナルにチケット売り場があるので、事前にチケットを購入するか、車内で現金払いのどちらかとなります。

ランニングコースの紹介

白樺湖には「白樺ぐるりん」という、湖をぐるっと回る周回コースがあります。

約3.8kmの周回コースとなっており、長すぎず・短すぎずのちょうど良い距離です。

各地点に以下のような看板が立っており、現在地の距離が分かるようになっています。写真の地点が一応スタート＆ゴール地点ですが、どこからスタートしても問題ないです。

コースはゴムチップ舗装されており、アスファルトに比べると明らかに脚にお優しいです。

私が行った時は、ハイシーズンの8月中旬ということもあり、学生さんや複数の市民ランナーの団体が合宿をしていました。

看板にもある通り、反時計回りで走るのがよいかと思います。

コースにはすごく急な坂がある訳ではありませんが、全体的に細かいアップダウンがあります。

ご参考までに私がコースを１周走った時の高度グラフを載せておきます。

一番傾斜がキツイのが下の写真の箇所で一番しんどいところです。

標高1400mの準高地のため、当然ながら平地と同じ感覚で走ると、すぐに息が上がってしまいます。

涼しくて走りやすい分、標高が高いことによるパフォーマンスの低下があるため、それらを考慮に入れて、ペースを決めるとよいと思います。

白樺湖ぐるりんは、雄大な蓼科山や白樺湖を眺めながら走れる素晴らしいランニングコースですが、
欠点を挙げるなら「日陰が少ない」「池の平ホテル周辺は混雑している」の二点でしょうか。

以下写真のように木陰の箇所もありますが、コースの大半は日差しの影響を受けます。

走る時間帯に寄りますが、コース上は日差しをもろに浴びる箇所が多く、標高1400mでも、晴れていれば普通に暑いです。

東京などに比べれば、だいぶマシではありますが、せっかく高地に来たなら極力暑さは避けたいものです。

特に晴天時は早朝や夕方に走るなど、なるべく涼しい時間帯に走ることをおススメします。

また、白樺湖の中心地である池の平ホテル周辺は、ホテルや飲食店・コンビニが集まっており、ハイシーズンは混雑しています。

特に日中は歩行者が多く、コースを横切る形で車の往来があるため、走行時は接触事故に気を付けましょう。

左側にローソンがあるため、ここは車の出入りが多かったです。

周辺施設の紹介

＜荷物預け＞
荷物は宿に預けて走るかと思いますが、チェックイン前・チェックアウト後にも走りたい場合は「池の平ホテル」に設置されているロッカーを利用すると便利です。私が利用した時は誰でも無料で利用できたので、非常に助かりました。

場所が分かりづらいですが、ホテルの車寄せの横にあります。

＜飲食店＞
白樺湖周辺には複数の飲食店がありますが、それほど数は多くありません。池の平ホテル内にレストランがあったので、昼食はこちらで頂きました。

ホテル内に日帰り利用できる温泉もあります、値段はちょっとお高めです。

＜コンビニ＞
ローソンが１つあります、コース上のすぐ横にあるので、ちょっと給水したい時にも立ち寄れます。

24時間営業ではなく、私が行った時は22時で閉店でした。

まとめ

白樺後は準高地でゴムチップ舗装コースという、恵まれた環境を誰でも無料で利用できる素晴らしい合宿地です。

ランニング合宿を検討されている方は、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。

おしまい