サブ3.5ランナーから見た別府大分毎日マラソン体験記と難易度(2026年大会)

別府大分毎日マラソン、通称「別大(べつだい)」
いくつかフルマラソンの大会に出た経験がある市民ランナーなら耳にすることも多い大会です。
別大は所定の基準を満たしたフルマラソンの大会で3時間30分以内(ネットタイムでOK)を達成すれば、出場権が得られる大会です。
別大は持ちタイムごとにカテゴリー1~4に分類されます。
【カテゴリー1】マラソン2時間30分00秒以内、申込者全員が参加可(陸連登録者に限る)
【カテゴリー2】マラソン2時間55分00秒以内、申込者全員が参加可(陸連登録者に限る)
【カテゴリー3】マラソン2時間59分59秒以内、申込者全員が参加可(陸連登録者に限る)
【カテゴリー4】マラソン3時間30分00秒以内、カテゴリー1~3の応募者数によって変動、応募多数の場合は抽選(陸連登録者以外も参加可)
※最新の参加基準は都度確認ください
カテゴリー4は基本的に抽選のため、普通に落選することもあります。
自分には縁のない大会だと思っていましたが、無事当選することができたので、初の別大を走ってきました!
サブ3.5ギリギリ資格・カテゴリー4ランナーとして2026年大会に出場した体験を書いてみます。
前日受付から宿泊

別大は前日受付のみ
2026年の受付会場は『べっぷアリーナ(別府市総合体育館)』でした。
飛行機で行く場合は、大分空港から別府駅までバス移動になります。
これが思ったより時間がかかります。道が結構渋滞していましたので、時間に余裕を見た方が安心です。
べっぷアリーナは別府駅から徒歩15分ほどで、歩けない距離ではありませんが、急な坂道です・・
駅前から大会用シャトルバスが出ているので、行きも帰りも素直にそれを使うのがおすすめです。
受付会場には参加者全員の名前ボードがあり、自分の名前も載っていて地味に嬉しいです。
軽食販売もあり、選手には数百円分ではありますが、軽食チケットが配られます。自分はパンをいただきました。
受付会場には座れるスペースがあり、明日のレースに思いを馳せながらラン友さんと談笑
宿泊は別府に泊まるなら、ホテル・飲食店・スーパーがそろっている別府駅前、または駅から少し離れた北浜エリアが便利です!

当日会場へのアクセス&スタートまで(かなり重要)
別大はシャトルバスが割り当て制でナンバーカードごとに乗車時間が決まっています。
カテゴリー4は、正直あまりいい時間帯ではなく、自分はスタート3時間以上前に到着する便でした。
さすがに早すぎるので、路線バスで2時間前入りを狙いましたが、まさかの満員で乗れず!
「30分後に臨時便が出ます」と言われましたが、寒い中で待つのはなかなか厳しいので、
別府駅前のタクシー乗り場へダッシュ
運よくすぐに乗れて、スタート地点まで約10分ちょっと、料金は1800円くらいでした。
タクシーで優雅に会場に向かう車窓からは、シャトルバスを待つ長蛇のランナーの列が見えました。
実際に体験していないので定かではありませんが、シャトルバスに乗るのにも、並ぶ必要があるようです。
1800円でこんなに快適に会場入りできるなら、これくらいの出費は安いものです(笑)
タクシーが当日つかまりそうなら、複数人利用で行くのが賢い選択肢かもしれません。
今回の経験から会場へは
- 大会側が準備するシャトルバス
- タクシー
のどちらかが無難な選択肢かなと思いました。
シャトルバスだと、カテゴリー4はスタートまでかなり待たされるので、現地で体を冷やさない対策が必須です。
【乗れると信じて待っていた路線バスの待ち行列】

会場はカテゴリーごとに分かれており、カテゴリー4はテント待機です。
テント内にブルーシートが敷かれていますが、うす~いシートなので、地面の冷たさが身にしみます。
この年はそこまで寒くありませんでしたが、気になる方は厚手の敷物を持っていくと安心です。
なお、テント内にストーブが置かれていますが、当然ストーブ周辺は人気のため、
早めに会場入りしないと、ストーブ周辺の場所には陣取れません。

トイレは大と小で別々
小は比較的スムーズですが、大はそれなりに並ぶので、会場入り前に済ませておくのがベストです。

サブ3.5ランナーの完走難易度は?
結論は、サブ3.5前後のランナーでも別府大分毎日マラソンの完走は十分可能です。
ただし、サブ3.5の目安である4’58/kmペースの巡行では、確実に関門にひっかかります。
別大のスタート位置はナンバーカード順(申請タイム順)のため、
カテゴリー4でサブ3.5ギリギリの申請タイムだと、ほぼ最後尾になります。
自分はほぼ最後尾でしたが、スタートライン通過まで約2分かかりました。
関門は以下タイム(号砲基準)なので、表面上は「キロ5分で間に合いそう」に見えます。
▽10km:52分
▽15km:1時間16分
▽20km:1時間40分
▽25km:2時間05分
▽30km:2時間30分
▽35km:2時間55分
▽40km:3時間20分
ですが、最後尾スタートだと2分のロスがあるので、実質は
4’55/kmペースで関門通過の超ギリギリライン、4’50/kmペースが現実的な完走ラインです。
サブ3.5ギリギリのランナーには、なかなか苦しいレースとなるでしょう。
レース本編&コースの特徴
かなり気を付けていたつもりですが、4日前に風邪をひいてしまいました・・
薬で抑えて何とかスタートラインには立ちましたが、全く本調子ではあらず、
想定ペースは完走狙いで4’50/kmです。
周囲は同じくらいの走力のランナーが多く、渋滞はほぼありません。
そのため、想定のペースで最初の1kmから入ることができました。
ここはさすが速いランナーが揃う別大だなと感じました!
道幅は広めで、アップダウンは多少ありますが、別大に出場できる走力を持つランナーであれば気にならないレベルです。
別大のコースは最初に北上してそのあとはずっと南下、最後に少し北上する流れです。
この時期の別府は北風が多く、南下区間は追い風になりやすいので、記録は出やすい大会だと思います。
ギリギリ層から見た給水のリアル
給水は水とスポーツドリンクです。
水は基本的に問題ありませんでしたが、
スポーツドリンクはタイミングによっては不足している場面があり
『すでに無くなっている』『コップに注がれるのを少し待つ』という状況が、数回ありました。
もっと速いタイム帯なら問題ないのかもしれませんが、カテゴリー4の後方だとタイミング次第という印象です。
この日は晴れていて日差しもあったので、基本的に毎回給水を取りました。
余裕のないペース帯だと、数秒のロスでも焦るので、ここは少し残念なところでした・・
失速〜関門
体調の影響か、普段は楽に感じる4’50/kmが全く楽に感じない・・
21kmの時点で余裕はなく、30km関門は関門1分30秒前通過
32kmで大きく失速し、35km関門は10秒前通過
この時点で、40kmは厳しいと判断しました。
そこからは沿道の応援を感じながら一歩一歩前へ
最後尾なので、みんな応援してくれるんです・・
こんな位置で走る経験はなかなか無いので、これはこれで貴重な経験
そして、40km関門で収容となりました。
【30km地点付近】

収容後
収容バスに乗ってゴール地点へ移動します。
収容時にスポドリ・白タオル・アルミの保温シートをもらえるのですが、このシートはかなり助かりました~
カテゴリー4の荷物受け取り場の待ち行列が結構長く、このシートが無かったら、寒さに凍えていました。
荷物はスタッフの方による手渡しではなく、セルフ回収方式です。
駅へのシャトルバス
大会会場からは、『別府駅行き』と『大分駅行き』の2種類のシャトルバスが用意されますが、
別府に宿泊している人が多いためか、別府駅行きのシャトルバスは結構並びます。
大分駅行きのシャトルバスは空いているので、待つのが面倒だな~という方は、大分駅行きを使うのもアリです。
総評
- 想像していた通り、記録を狙うためのエリートランナー向けの大会
- 都市型マラソンのような「おもてなし」はほぼ無し、給食もありません
- 応援シンプルで雰囲気はかなり硬派
- 『スタート地点へのアクセス方法』『現地でのスタートまでの過ごし方』は、しっかり考えておいた方がいい
- コース自体はかなり走りやすい
- 完走ギリギリランナーは給水に注意
今回は完走できませんでしたし、正直悔しさはあります!
ただ、初フルで5時間30分もかかっていた自分が、別大のスタートラインに立てたことは素直にうれしかったです。
しばらくはフルマラソンは控えて、フルよりは得意なハーフマラソンで85分切りを目標に練習していきます!
また挑戦してやるから、別大待ってろよ~
筆者プロフィール

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1981年生まれのおっさん市民ランナー、東京・駒沢公園を拠点に2019年から活動しているランニングクラブ「TRANSIT RUNNING CLUB(TRC)」を運営、週末に月3〜4回ペースで活動中
入会手続き不要、参加費無料なので、お気軽にお越しください
練習会情報&エントリーはFacebookページに掲載
<Facebook公式サイト>https://www.facebook.com/komazawatrc
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